30代で部分入れ歯に(前編)

僕の虫歯暦

僕は、小さい頃から虫歯が多くて中学ぐらいの頃奥歯を一本虫歯で抜歯しました。抜けた歯は、そのままにしておくと横の歯が倒れてきたり、上の歯が延びてきたりして歯並びが悪くなるので何らかの処置をしなければなりません。

抜いた奥歯は、ブリッジと呼ばれる方法で処置しました。これは、健全な前後の歯を支えにして文字通り橋渡しするように人工の歯を入れるものです。入れると言っても人工の歯は、歯茎から少し浮いていてそこにかかった力は前後の歯に伝達される仕組みです。

といっても当時は中学生なのでかれこれ20年近く前です。わけもわからず気付いたらこうなってたという感じですね。

歯周病の前兆

今から4年ぐらい前から、歯茎から出血があったり少し痛みがありましが、汚れが溜まったのかなぐらいにしか考えていませんでした。また、その頃からだんだんと堅いものを噛むとブリッジ周辺の歯に痛みが走るようになりました。

でも、表面から見た限りでは虫歯になっている感じもなかったので、その内痛みはおさまるだろうと甘く考えていました。

今から3ヶ月ぐらい前だと思います。ブリッジのある歯では殆ど物が噛めないぐらい痛み出したのでたまらず歯医者に行きました。

もっと早く行けという話なんですが、やっぱり歯医者は怖いじゃないですか。また、通院しだすと時間がかかるし、そうなると仕事的にもやっぱり負担がかかるし。

医者の診断

僕の全くあてにならない自己診断では、銀歯の中が虫歯になっているのかなとか、親知らずが何か悪さしてるのかなと思ってましたが、診断は歯槽膿漏でした。

「えっ歯槽膿漏って、おじいちゃんじゃん。」

口の中にはものすごい数の細菌がいます。いろいろ調べると肛門の周りより多いとか。
つまり口の中は、常に細菌感染のリスクに直面しているわけです。普段は唾液の自浄作用によって細菌が異常増殖することはないのですが、何らかの理由で増殖すると口臭や口内炎の原因になったり、歯周病になってしまいます。

ブリッジはわざと隙間をつくってあり、汚れを落としやすいように設計されていますが、それでも健全な歯よりは汚れがたまりやすいです。

僕のブリッジ周辺の歯は約20年近い年数をかけて汚れが蓄積され、歯周病に感染してしまったのです。

もう少し歯周病について詳しく説明すると、歯周病菌が好む砂糖などの甘い食べ物が口の中にはいると、それをえさとして歯周病菌が繁殖しプラークを形成します。この段階で歯磨きでプラークを落とせば健全な状態を維持できます。

しかし、プラークを落としきれずにやがてプラークが歯石になるとそこが細菌のたまり場になって歯茎の炎症が進行します。僕の場合4年くらい前に歯茎から出血があったのでこの段階だったんだと思います。

そして、炎症が歯茎から歯の根の方に進行すると歯の土台である歯槽を溶かしたり、歯の神経をぼろぼろにしてしまいます。溶けてしまった歯の土台は元には戻りません。従って土台を多く失ってしまうと、たとえ虫歯ではなくても抜いてしまわなければならないのです。

ブリッジがあった方の歯茎は、レントゲンで見ると明らかに溶けてました。

この若さにして奥歯をさらに2本失ってしまうのか。

「まずは、根っこの治療をしましょう。(根管治療といいます)抜歯になるかは、歯の回復具合をみて考えます。」

長い長い根っこの治療が始まりました。

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