30代で部分入れ歯に(後編)

根管治療の始まり

30代で部分入れ歯に(前編)で歯周病に冒された奥歯の治療が始まったことをお伝えしました。
歯周病に冒された歯は、神経がボロボロになることはもちろんですが、歯の根っこの先に膿が溜まることがあります。この膿が口臭の原因になったり、食べ物をを噛んだときの痛みの原因になります。

ですから、歯周病の治療はまず歯の神経が入っている管(根管)をきれいに掃除し、膿を取り除くことが重要になります。

根管の掃除は、リーマーやファイルと呼ばれる針金のような物を出したり入れたりしてボロボロになった神経を引っかき出す感じで行います。そして消毒剤のような薬品を詰め仮蓋をし、1週間置きぐらいでこの治療を繰り返します。

僕の場合、この治療にかなりの時間がかかりました。だいたい2ヶ月ぐらいだったと思います。治療中の自分の歯は見えないのではっきりはわからないのですが、針金のような物を出し入れして針金が汚れなくなったら膿がきれいになくなったと判断するようです。

治療は、神経もないので痛みもなく20分ぐらいで終わるのでどうって事はないのですが、毎週時間を取られるので仕事に支障をきたすことも少なくありませんでした。

この治療を繰り返しても痛みがおさまらない場合や歯のぐらつきが取れない場合は、抜歯を視野に入れなければならないようです。僕も治療中何度か先生から「場合によっては抜歯もある」と釘を刺されました。

幸い痛みも引いて、歯のぐらつきも取れたのでなんとか抜歯は免れました。

部分入れ歯の作成

ブリッジは、前後の歯に負担がかかるから入れるべきではないとの判断で部分入れ歯を入れることになりました。

この部分入れ歯は、いろんな種類があるのですが、保険適用となるタイプになるとほとんど選択の余地はありません。樹脂で出来た人工の歯茎のようなものを自分の歯茎の上に乗せて、噛んだときの力を歯茎に伝える構造になっています。また、単に乗せるだけではずれてしまうので鉄でできた輪っかのようなもの(クラスプと呼ばれます)を前後の歯に引っかけて固定します。

この人工の歯茎みたいなやつが結構厚みと幅があって、舌のほうにはみ出してきます。これがものすごく違和感があります。

また、この人工の歯茎と自分の歯茎がすれて靴擦れみたいな感じになります。これを何度も何度も微調整して自分の歯茎に馴染ませないといけません。

でもこれからずっとこの入れ歯と付き合っていかなければなりません。自費で作るのであれば金具の無く違和感の少ないタイプもあるらしいのですが、いかんせん高価です。(10万円以上)また、耐久性に乏しい、微調整がきかないなどの問題もあって一長一短です。

歯周病が全身に与える影響

妊婦の方が歯周病になると、流産のリスクが高まるらしいです。また、歯茎に居た歯周病菌は、血液に乗って全身に運ばれ心臓病などの原因になると言われています。さらに、歯周病と副鼻腔炎の関連性も否定できないという情報もあります。

僕の場合は、歯周病を治療してから不思議と胃もたれが少なくなりました。同時期に始めた食事の取り組みが良かったのか歯周病の治療が良かったのかはわかりませんが、いずれにせよ食事も左右の歯でしっかり噛めるようになったので治療して良かったなと痛感しています。

歯周病との付き合いはこれで終わりではなく、むしろこれからが大切です。きちんとした歯磨きで再び歯周病にならないように心がけたいと思います。

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